護りたい者のために

「誰かぁ、誰か助けてぇー」


私は叫び声を聞いてその場所に向かった



そこには妖魔に捕えらるている子供と助けを呼んでいる母親、周りには手を出せない男達がいた



「ガハハハ、コノ餓鬼ハ見セシメダ、我等ノ恐ロシサヲ知ルガイイ」



そういって妖魔は子供を握り潰そうとした



「やめてぇ―――――――――――――――――」



私は扇を開き妖魔の頭上にまで飛んだ
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