護りたい者のために
目を覚ますと白い天井が見えた
『ここは……』
「リン?!気がついたのか?」
『ウォーム?』
「ああ。お前なかなかめを覚まさないから心配したよ。しかもあんな所に倒れていたから。いったい何があったんだ?」
私は心臓が痛んだ事を話した
「そうか。それは呪いと何か関係があるかもしれないな」
『このことは室長には黙っといて。本当に大丈夫だから』
「でも、」
『お願い』
「……、わかった。今回だけだからな」