護りたい者のために

今考えたら俺らも餓鬼だったなって思う



まあ別に本当の事だから



かといって罪悪感などこれっぽっちもない



今は暇潰しに丘に来ている


この時間帯なら誰もいなくてちょうどいい昼寝場だ



だか今回は違う



先客がいた



華麗な銀髪に華奢な体、黒い服



その少女が振り返った



俺は心臓が止まるかと思った



今まで見たことのないくらいの美少女だったからだ
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