護りたい者のために
よく見ると見覚えがあった
昔イジメていたリンだった
「リン・・・・?」
俺の口から自然と言葉が漏れていた
end
私はその人物を見てもう一度前を向いた
「久しぶりだな、リン。お前が帰ってきていたのは聞いていたがまさか会えるとはな」
『・・・・』
「お前今までどこにいたんだよ」
『・・・・』
「無視すんなって」
『・・・、あなたには関係ないわ』
「昔のことまだ怒っているわけ?悪かったな!」
ショウはクスクス笑いながら言った
『別に・・・』
「お前もうちょっと愛想よくしろよ、久しぶりに会ったんだから」
私は無表情のままじっと前を向いていた