呪いと祝福
そして数年後。

特に身近な人が亡くなることもないまま、「わたし」は社会人になりました。

姉は一年前に結婚し、しかし旦那さんは病気になってしまいました。

それでもいつかは回復するだろうという周囲の見解は残念ながら外れてしまいました。

その時、「わたし」の頭の中では何故かお葬式のイメージが浮かんで消えませんでした。

自分でも何故こんなイメージが浮かぶのか、分からなかったですね。

そして帰って来た時、電話が鳴りました。

それは姉から。旦那さんが亡くなったとのことでした。
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