わたしの王子様。






私は鞄を持ち玄関に向かった





絶対怒られちゃう…



下を向きながら靴を履いた





「ゴメンね。陽待った?」




「待ってないよ。綾瀬さん」






はぃ……????




綾瀬さんって…





てかこの声って……






下を向いてた顔を上にあげた






………あ
やっぱり…………。







「唯花ったら!こんな素敵な彼氏がいたなんて♪」





お母さんは表の彰汰の笑顔でメロメロだよぉぉぉ






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