わたしの王子様。
幼馴染みの2人
……陽
覚えてる??あの約束を――――…。
それは私たちがまだ5歳のとき。
――…「陽っ!隠れんぼしよ?」
「2人で隠れんぼ?」
「うんっ♪ダメ?」
「ううん。じゃぁ俺が鬼になるから唯花は隠れて?でも隠れる場所はこの公園だけだよ」
「はーい♪」
「…1………2………3……」
陽は目を閉じて木にもたれて数をかぞえだした
私はそれを確認して公園のなかで隠れやすい場所を探した