わたしの王子様。
コンコン……
陽が生徒会室のドアにノックをする
「…はい。」
中から聞き覚えがない声がした
「プリントを持って来ました」
「どうぞ、入って」
その言葉に私たちはゆっくりドアを開け、中に入った
そこには、大きな机に大きなソファー。
資料もずらぁーって棚に収まっていて、まさに生徒会室って感じ
「ありがとう。谷中くんと……綾瀬さん」
大きなソファーに座って資料を持ちながら私たちの名前を呼んだ