わたしの王子様。






私は自分じゃないみたいな声を出して時計を見ながら目を擦った。





「あぁ~誰かさんのせいで遅刻決定じゃん」



陽は呆れた声で私を見た





「ゴメンなさい…
陽、先に行って。今から走って行ったらギリ間に合うから」





私は制服をベッドの上に置いてから陽の背中を押した






陽に迷惑かけたくないんだもん…














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