わたしの王子様。
アイツの宣言








「ねぇーどうしたの?」




菜実が机に肘をのせ私の顔を覗きこんできた




「なんでもない!」






私はミルクティーを飲みながらアイツを思い出した







『綾瀬さん。昼休みに生徒会室で待ってるよ』






…なんて言われちゃって





絶対行かないもんッ!






アイツの所なんて絶っーーー対行かない!






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