わたしの王子様。











「…お前が悪い。」





ギュッ……




彰汰は私を抱きしめている手に力を加えた。








「しょ……た?」




「俺に惚れたか?」









なななななな、なにを言ってるの!?





「惚れてません!!」





私は彰汰の腕のなかで暴れたけど、やっぱり彰汰は男の子…





女の子の私が敵うはずがなく………。








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