約束 -2-
「さと………や………???」





あたしは無意識に呟いた。




智也は顔を真っ赤に染めていた。




隣には、智也の後輩かな…??





智也を支えているスーツ姿の可愛らしい男の人が。









「ごめんっ……あたし行かなきゃいけないとこがあるの!!」




あたしは隣に居た2つ上のお姉さんに言ってから走りだした。




「えっ今から!?そんな格好で!?」





あたしはそんな声にも応えず、夢中で智也の方へ走っていった。






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