約束 -2-
なかなか友華は目を覚まさなくて、母さんは愛知に帰った。
友華が起きたら連絡すると言っておいた。
気付いたら俺は友華の手を握ったまま寝ていた。
浅い眠りだったのだろう。
「………さとや…???」
友華が呼んだ声と、かすかに動いた手で俺は目を覚ました。
「あ…おはよぅ…」
友華は体を起こそうとした。
「…………たっ………」
「ん?」
友華は体を動かしたと同時にお腹を押さえた。
「大丈夫か?」
「…うん、ちょっと…………」
友華が起きたら連絡すると言っておいた。
気付いたら俺は友華の手を握ったまま寝ていた。
浅い眠りだったのだろう。
「………さとや…???」
友華が呼んだ声と、かすかに動いた手で俺は目を覚ました。
「あ…おはよぅ…」
友華は体を起こそうとした。
「…………たっ………」
「ん?」
友華は体を動かしたと同時にお腹を押さえた。
「大丈夫か?」
「…うん、ちょっと…………」