心涙
イジメには先輩も絡んできて、あたしに見方は一人も居なかった。
一年生はあたしを見てバカにした目で見る。







それがずっと変わる事無く続いて今があった。





こうゆうのは時間が経つにつれて収まってくるものだって聞いたことは
あったけど、収まるどころか酷くなる一方。











「起立・・・・礼っ・・・」




いつもの礼と共に騒がしくなる教室。
この騒がしさが嫌いなあたしはすぐに鞄を持って
会議室へ向かった。





途中、前から来ている先輩に足を掛けられ、転んだ。





「った・・・・。」






「はは・・・ダッサ!!ってか、こいつまじで肝い!!」






「・・・・」





軽く睨んでから走って行った。
こんなのも普通。毎日やられてる事だった。




日に3~5回くらいだった。


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