心涙
「じゃあ、お疲れ様!」




「うん、片付けてから帰るから。用意してきなよ。」








「ん・・・」






「遅れてすいません・・・」






「こらぁー!!また遅れた!!もう、許さん!!」






「すいませんっ」






「今日は、最後まで働いてもらうよ?1時間も遅刻だし・・」






「はいっ」






「今度、遅刻したら一回タダ働きね。」






「はぁい・・」







―――あたしが今心を開けるのは優姫と沖田さんだけだった。
普通に笑って話せる。



沖田さんは、30代後半で格好はいつも高そうな服を着ていて、
顔は30代前半に見える。
身に着けてるもの、何もかもが高級品で・・でも、気取ってなくて
あたしは、沖田さんが好きだった。
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