心涙

「・・・・」





その男は目を見開いて驚いていた。





その後日が開けるまで言い争っていた。
普段絶対に使わない言葉も発していた。






「もー!!あんたのせいで時間無駄にした!!



こっちはあんたみたいに夜遊びできるくらい暇じゃないんだからね!?」







「・・・変な女。ふざけんなよ・・・」






「はあ!?また逆らう気!?」






「俺もお前みたいなのに時間費やして上げられるほど暇じゃないんで!!



帰るわ・・・」





そしてその男はすっと立ち上がった。





何・・・・この男・・・。
超背ぇ高いじゃん・・・・。




最初あぐらをかいてる姿しか見た事なかった。




光が照ってから改めて見てみるとギャル男だった。
髪は狐色。指には両方の薬指と中指に指輪をはめてて
何より印象的なのは大きい目。


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