心涙
「あ、そう。」





そっけなく返事を返してここが何処か辺りを見渡した。






「ああー!!あたし、行き過ぎたあー!!」





「ぷは・・・。ばっかじゃねーの?」




「うるさい!!」





わざと足を強く地面に叩きつけながら来た道を返した。






「ちょッ・・・。」






「何!?」




「お前、名前は?」






「渚!!それがどーしたの!?」






「別に・・・」





「あんたは!?」






「秀明。」
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