心涙
「そんなにあたし達にボコられたいんじゃない?」





「あっそっかあ!!」






意味が分からなかった。
言っている意味が上手く理解できなかった。








「まあまあ・・・鞄・・置いたら?・・・・本当に一人だよね?」





「うん。」






「じゃあ、やる?」






「はい!」





美帆が返事したのと同時に顔も見たことの無い先輩が
あたしのお腹を殴った。






「うッ・・・・・」






力が入らなくなってその場に倒れこんだ。
何・・・?何で?







「うっわ・・・。もうくたばんのかよ?つまんねー」



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