心涙
「でも、あたしあんたの事許してないから。許さないから!」








美帆はそのまま靴箱を出ていった。







はあ・・。と心の中で溜息をつきながら座った。
靴箱の段差は汚いけど、ひんやりとして気持ちいい。






落ち着く・・・・。






なあんか・・・ヤル気が失せたってゆうか。
今は何もやりたくない・・・。








「ヒデ、大丈夫かなあ・・・」







「ぜんっぜん大丈夫じゃない・・・。」







「ひッひゃああああ!!!!」






「ひゃあって・・・何?」





「急に・・来るからびっくりしたの・・・。」





「お前、びびりなんだ。」
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