心涙
家の門に手を掛けると突然強い風が吹いた。




「うーさみーなぁ・・・。マフラー忘れたし」








「そうだね・・・。あッあたしマフラー貸したげるよ!!」






「おい!良いって・・・」






「大丈夫!!」







――――・・・






「ただいまぁ・・・。お母さん・・・」






部屋の電気はついていた。








リビングを開けると信じられない光景が広がっていた。



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