D U S H ! !
「ヤーマートー」
「何。」
「一緒に帰ろうぜ。」
「家正反対だろーが」
「オレが送ったげる☆」
「俺はお前の彼女か」
今日はバイトの面接があるんだ。
鮎川にかまってられる時間はない。
夢だったバイト。
若干人見知りが否めない俺だけど、バイト先は家からチャリで10分のカフェを選んだ。
せっかくだから、接客業がしたいじゃん?
カフェってお洒落じゃん?
…あれ、やっぱり俺ってナルシストなのか?
違う違う。全否定する。