D U S H ! !
DISK4 対バン対ワンマン
「それで告白も連絡先も渡さないまま自動的にフラれたってわけ!」
「そんな酷い言い方するなよ~」
翌日の夜、俺達はDASHEDfc-に居た。
今はユカに愚痴を聞いてもらっている最中。
「ヤマトくんはよく頑張ったって。そんなこと人生に何度もある。ただ人より経験するのが早かっただけ」
「ユカそれいい言葉ー」
親指を立て目を細めて言うと、哀れみのような顔して笑われた。
ちゃんと答えてくれてんのかそうじゃないのか、どっちなんだよ。
「そんなヤマトくんに朗報です」
ふふふと笑うとユカはたいそう嬉しそうに言った。
「何、デートしてくれんの?」
「馬鹿らしありえない」
「うー(泣)」
「だっしゅの初ライブが決まりましたー強制でーす♪」
まじか!!