D U S H ! !



「じ、じゃ、そ、そろそろ世間話は止めて、練習しようぜ!しばらく合わせてなかったし、そろそろ結果来るし!」

「そ、そうだねヤマトくん。おれ、ちゃんと叩けるかなあ。あはははは」



どれ程の時間が経っただろう。

この空間には、音を無にしちゃいけないと思った。

微妙な空気が部屋中に流れている。


だからずっと歌い続けて、声が枯れたらギターを掻き鳴らした。

終わったらソッコー鮎川にお説教だ。




< 319 / 346 >

この作品をシェア

pagetop