イケメン君と美人チャン。







曲が始まった途端。静まり返る会場





緊迫するなか、あたし達は口を開いた






ここから勝負だ………金髪バカ!!






――――――――
――――――――――――






そしてあっという間に最終審査に………






今のところ………。






『さぁ!只今のトップは彼方・由衣ペアです!!』






そう。あたし達は余裕でトップらしいんです………






歌のテスト、海司達はバッラバラの歌を唄ってて、


他の出場者は、至って普通の歌唱力だし………あたし達みたいな歌ウマペアはあたし達しか居なかった







料理対決は、もちろん彼方の腕が高く評価された






あたしも頑張ったけど………、皆と同じレベル。でも彼方のレベルは半端なくて………………




これまた、あたし達の圧勝







何か………あんなに意識して戦ったのが馬鹿みたい…







『お次の勝負での得点は…ラストということで!千ポイント差し上げます!』



「ワアアー!!」






なぬ??





千ポイントだと?




「はぁぁぁぁ!?」




待った待った待った!!



トップのあたし達で100ポイントなんだよ!?



千ポイントも敵に取られちゃったらまさに形勢逆転じゃんか!!







< 160 / 187 >

この作品をシェア

pagetop