イケメン君と美人チャン。





んで、ポケッとしてる司会者にマイクを返して『ありがと。』と言った




「ヤベ…俺惚れそうなんすけど………」


「ざけんな興味ねぇ。でもありがと。」


「かっこいい~…!じゃぁファンでいいっス、」







パパッチとカナ君ママはさりげなく声を殺して笑ってた。






彼方は突っ立ったまんまポカーン。


でもハッとして、司会者とあたしを交互に見てた








どうしようこの空気…




何か皆一時停止してるんだけど………?






観客も他の参加者もクソ海司も







皆あたしを見て止まってる………





ひょっとして調子乗りすぎた…?




…………まぁいっか、








ちょっとだけ観客席を見たら、イケメン君発見






隣にはもちろん美世ちゃん…………







「イーケーメーンーく~ん!!」



「はぁ!?」







めっちゃ大声でイケメン君を呼んだ。






すると今度は皆イケメン君をガン見






呼んじゃいけなかった?







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