イケメン君と美人チャン。
「は?」
「彼方、自分がちひろの隣にはふさわしくないって思ったんだぁ♪」
ニコニコと大声で騒ぐちひろ。
誰もが『はぁ!?』と思った瞬間だった
「あ~ぁ…、アンタどんだけ~?美世もう飽きてきた~」
美世ちゃんが呆れた声を出す
「なに?あんた。ちひろと彼方の邪魔するき?。」
「だから~、そういうのマジでいらな~い。」
「は?頭おかしいんじゃないの?ブスが調子乗ってんなよ!」
――…プツンッ………
…………………は~い、
さすがにもうキレま~す♪
あたしはちひろに歩み寄って、頭をわし掴みした
「クスッ。どうやって殺してやろうかな~♪」
「美世も殺す~♪。」
「ちょっ…………何すんのよ!パパに言い付けるわよ!?」
「勝手にすれば?このファザコン」
「てか~、言い付けていいから殺さして~?」
あたしに頭をわし掴みされてるちひろは、
あたしの手を離させようとあたしの腕を力一杯握ってくる
「…………ふふっ。弱っちぃね。」
「…………っあ、あたしは空手の大会で27位なんだから!!」
またそのダサい記録を言うか…………