イケメン君と美人チャン。








その言葉に、ちひろは笑った












「違いますよぉ♪したこと無いんじゃなくてぇ!ちひろは皆のちひろだから、
一人の男の子がちひろに手ぇ出したら他の男の子に恨まれちゃうんです♪
キスなんかしたら男の子全員にフルボッコですよ♪だからしょうがないんですぅ♪」








あ…………頭イカれてんじゃないの…?






それを聞いたパパッチは、ちひろが傍に居ることをかなり嫌そうな顔をしていた








「…………アンタ、かわいそうな奴だね…」






「は?あんた何様?ちひろに逆らう気?」






「じゃぁアンタは何様なんだよ神様ですかコラ。」







「生意気な口叩くんじゃ無いわよ!!!…………アンタなんかパパの力で退学にしてやる!」







「はいはい…………」






「それだけじゃ許さないからね!あんたの父親を会社からリストラさせてやる!!」










パパッチをリストラかぁ…………








別にお金なんて山程あるし、困んないと思うんだけど










パパッチを見ると、何やら笑ってる








絶対面白がってるって…












「家売ることになったらウチに住み込みの家政婦にしてやっても良いわよ?部屋はあと六個余ってるしぃ♪。」












それを聞いて驚いた驚いた。











「え!?六個しか無いの!!?」








「はぁ!?何言ってんの?六個よ!?六個!!」








「イヤ…………あたしん家36個空き部屋なんだけど…………」










そう言ったら皆が皆驚いてた








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