イケメン君と美人チャン。




【由衣】





まだ正座してるあたし達には人が沢山……。



何なんだ!!


あたしら何かした……よな…。




ケンカしちゃったし、校長殴っちゃったし……。




「ねぇ。」


「はい!?」


「あたし美世(みよ)って言うんだけどさ。お友達になって?」


「う…うんっ。なる!!お友達!」


「ありがとぉー!よろしくね。由衣チャン!」


「よろしく!美世チャン!」





急遽お友達ができた!



美世チャンって超カワイイ…。


髪の毛の色が特に…。


絶妙な赤茶……。



「ねぇねぇ?」


「なぁに?由衣チャン。」


「その髪の毛カワイイね。あたし好きだよ。その色。」



「ホント!?じゃぁお揃いしよ?由衣チャン髪長いから染めるの楽しそう!」



「マジで!?ありがと美世チャン~♪」





美世チャンは髪がショート。


それに対してあたしはロング。



雰囲気も、美世チャンは可愛くてフワフワだけど、あたしはスッとしててサラっ…。





違うけど。趣味は合うらしい。





「美世あの歌手好き~♪」


「あたしも!あの声もうヤバイし~。」

「わかるっ!!由衣チャンの気持ち超わかる!」




いい友達ができましたっ♪




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