イケメン君と美人チャン。

一緒


【由衣】




あたし達は、嬉しい事におんなじクラスだったらしい。


だから皆で教室へと行ったら…。





「てめぇら。遅いぞ。」


一瞬、固まってしまった。




それは彼方も一緒だったらしく…。




「え?」




って言って驚いてた。



何で?!


何でいんの!?




「あれ?由衣チャンのパパ?」




そう呟いた美世チャンによって。幻では無いことに気が付いた。






「何してんだよ。お前らとっとと座れや。」






いや、



それはこちらのセリフでして……。




「……何で?!」


「あ?」


「何してんのパパッチ!」





何故ソコにいる!?


なぜ黒板の前で腕を組んで立っている!?








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