イケメン君と美人チャン。




いがみ合うあたし達…。



「絶対ユイユイだろ。俺、この席だもん。」


「んにゃ、あたしの席は完璧にここだし。カンタの暗記力の問題じゃない?さっき『記憶障害だ~』って騒いでたじゃん。」


「カンタ言うな。それに、俺は記憶障害じゃねぇ。あのイケメン君が教えてくれた。」



ブツブツ言って騒いでると…


「お前らうっせぇよ…。ソコは隣り合うようにワザとしたんだよ。」



「ちょっとパパッチ弟!何でこうなんのさ!!あたしサンタとさっき喧嘩したばっかなんだけど!。」




「サンタじゃねぇよ!」って言ってる彼方をシカトして………




「面白いから。」



そう答えたパパッチ弟…。




何!?


面白いからって……。




「そんなのパパッチ弟が楽しむだけじゃん!あたしらに何のメリットもないじゃん!!」



「俺は絶対的に兄だっつっただろ。」



「うっさい!子供みたいなことして!…絶対弟だ!!」



「俺は馬鹿みたいにケンカしてるお前らよりは大人だ。それと絶対兄だ。」



「そんなに弟がイヤか!」


「イヤだな。」




だんだんと主語がズレてる…?気がするけどもういいや!。





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