イケメン君と美人チャン。
「もういいだろめんどくせぇ…。ホレ、お前らの部屋の鍵。」
めんどくさいならこんなことしないでよ…。
「由衣が102で、彼方とやらが103だ。」
「え!?また隣!?」
「おぅ。」
「何コレ!なんで何もかも一緒なの!?」
「だってお前らケンカしてたじゃん。」
「…だから?」
「ケンカするほど仲が良い~♪って事で。」
何だそりゃ!!
あたしらまだ会って数時間なんだけど…。
「実際そこまで仲良く…な…い?いや、何気に合うしな…。」
「そういう事だ。似た者同士いいじゃん。」
……そして決まったあたしの部屋…。
隣が美世チャンだ!!
彼方の隣はあのイケメン君だし…。
ま、いっか…。