イケメン君と美人チャン。
「つ、付き合ってんのかな?」
「まぁそうなんじゃん?あんなエロいムード出してたんだし。」
「え、えろいムード…。」
今のあたしには無縁なムードです…。
あれ?そう言えば何で美世チャン達が居たの!?
ここあたしの部屋じゃないの!?
「どうやら、この寮は部屋が隣どうし全部繋がってんだな。」
「え?、繋がってるって……じゃぁ、あそこは美世チャンの部屋なの!?」
「そゆこと。だから俺の部屋はそのドアを開けたらある。んで、俺の部屋のドアにイケメン君のへやが繋がってるんだよ。」
彼方は自分が入ってきたドアを指差しながら、詳しく教えてくれた。
…なるほど。