イケメン君と美人チャン。
でもあたしは、何やら新入生代表とかいうやつに選ばれちゃったらしく…。
イヤ、何でかは分かんないんだけどね?
あたしって馬鹿だし。
なのに学園長に選ばれた…
良く分かんない学園長だ。
急がなきゃなんないけど、代表はもう一人居るって聞いたからその人にまかせちゃお…。
「お前、凄いなっ。」
「え?」
声がしたから振り返ったら、あたしと同じ制服の男が…。
一瞬ドキッした。
だってめっちゃカッコいいんだもん~♪
「喧嘩強いんだな!何かカッコ良かったし!」
「あ、いや。あなたのほうがカッコいいと思われますけど?」
「まぁな。」
否定しないのか…。
ま、ヘタにするひとより楽でいいけど。
「あんたも新入生?」
「うん。そっちも?」
「うん。でも寝坊した。」
「へぇー、じゃ、一緒に行く?」
「行く行く。一人とかマジでヤダ!!!」
あたしも!!
何か合うじゃん!この人!!