イケメン君と美人チャン。





「どしたのこんな夜中に…」


「残念ながら今は夕方だ。」


「え!?学校…。」


「もう終わってる」



カナ君ただ寝坊しただけみたい…。


心配かけて損した…。




「あれ!?何でドア開いたの!漬け物石5個も置いといたのに!」


「漬け物石?」




あっ……。



色んな場所にデカイ石が転がってる…。

一個欠けてるし




「ごめん。ドア壊したら散らばっちゃった。」


「はぁ……やっぱユイユイの方はもっと厳重にするんだった…。」



「そしたら壁壊す。あれ?イケメン君への扉が……。」



無い!!




「あ~ここここ~」



そう言って、本棚をずらしてくれた。



奥にドア発見!


「ホントはあっち側にあったんだけど~昨日色々試してコレを…。ここに…」



なるほど。



そりゃイケメン君じゃ開かないな…。



唯一、四人組で強くない人だもん。




でも美世チャンなら開けられるかな?





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