イケメン君と美人チャン。




勇気を出して、上だけ脱がした。



「カッコイイ…。」



上半身ハダカの彼方…。


体つきが男っぽい!


思わず赤面しながらも、体を拭く。


「んっ………?。」


ちょうど半分くらい拭き終わると、閉じていた彼方の目がうっすら開いた。




彼方はその目であたしを捕らえると、フッと口端を上げて笑い。




「ユイユイだぁ…。」



そう言ってあたしの腕をグイッと引っ張った。




「え…。」


「ユイユイだぁ~!」



強制的にあたしは彼方の上に乗っかってしまった。



しかも離れようとしても彼方が離してくれない!!


あたしこれでも力強いのに…。




あ、彼方も強いのか…。






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