イケメン君と美人チャン。
なぜかカナ君に抱き締められてる……。
カナ君の素肌が暖かい…。
気持ちいや………。
「…ユイユイ、」
「ん?」
名前を呼ばれたから、彼方の方を向いた。
超間近にある彼方の顔は、まだちょっと赤い。
「良いにおい…」
そう言って赤い頬っぺたをあたしの頬に擦り付けてきた。
「な、なななっ!?」
「ん~…。赤くなってるぅ…カワイイ…。」
そしたら次は頬っぺたにチュッて…
カワイイっ!?
んな事言うな!!
てか頬っぺたがぁ~!
「か、彼方!ご飯食べなきゃ…てか大人しくしてなきゃ…!。」
「ヤダ!俺ユイユイ好きだから。ずっとくっついてたいもん…。」
「好きって………。」
熱って恐ろしい…。
きっと高熱のせいで甘えたくなってるんだ。