イケメン君と美人チャン。
「彼方、とりあえずご飯食べよ!い、今の状況は…ちょっと……。」
「わかった……。」
ラストに首筋に強いキスをしてやっと離れてくれた
カナ君は、
フラフラしながらリビングに向かっていく。
あたしも顔が赤いままカナ君の後に続いて部屋を出た
彼方に甘えてこられるとパニクる…
「はい、食べれる?」
「…コレ由衣が作ったのか?」
「うん。…ってあれ!?戻った!!?」
「何がだよ…」
いつの間にか普段の彼方に元に戻ってる!。
顔も赤くなくなってるし…。
「…てかベットで寝たらへんから覚えてねぇや…」
「なーんだ…。可愛かったのに……。」
「は?誰が可愛かったんだ?」
「……彼方が甘えてきたんだよ。『俺ユイユイ好きだから』って…。」
そう言ったら、彼方の動きがピシッと固まった。
だんだんと顔がヒラメいた感じになってきて…。
「あっ!思い出した…」
「え!?思い出さないで欲しいんだけど…。」
「はは~!あんなことしちゃったのか、俺!!」
楽しそうに思い出してしまった事を振り返っている彼方…。
何か恥ずかしい……。