イケメン君と美人チャン。




何でかって?


それは由衣しか部屋に入れたくないから。




イケメン君が本棚相手に開けられるとは思わないし、


何よりユイユイ!



ユイユイの力なら、漬け物石五個ぐらいじゃ怯まないとみた!

これでもう、俺とユイユイの二人部屋みたいなもんだ…。




「俺は恋に励むぜ!」



待ってろユイユイ!

でも頭痛い…。

寝てようかな?


そう思って立ち上がったら…。




―ドカッ!……。




は!?



…何処からかなにかを蹴ってるような音が…!?



ドターンッ!!!


「あ。壊しちゃった?」

「な。でもあっちも壊れてるしいいんじゃん?」





………何故!?



イケメン君が開けられる訳が………。



もしや美世!!!



そう言えば強いんだった!






< 62 / 187 >

この作品をシェア

pagetop