‥Love Talk‥
私は周りをキョロキョロと見回した
ちょっと先に見つけたレストラン
そういえば、もう12時だ…
「あ、ねぇ!お昼食べない?」
「ん?ああ~…腹減ったし、そうしよっか」
そう言って秋兄はそのレストランに車を停めた
「こんなとこで悪いな。大会が上手くいったらもうちょい高いとこ連れてってやるよ」
秋兄は助手席のドアを開けてくれたうえに、こんなとんでもないことまで言ってくれた
「い、いいよ!これで十分だもん!」
「何遠慮してんの?こう言う時は素直に『うん!ありがとう秋兄!』って言えばいいんだよ!」
そう言って秋兄は歩きだす
私の顔見られなくてよかった…
こんな赤い顔見られちゃったら、完璧バレちゃうもん…