‥Love Talk‥
か、か……
可愛いっ!!??
「う、嘘だぁー…!」
思わず真っ赤になる私…
無理もない
好きな人に言われた『可愛い』なんてどれほど特別か…
例えその『可愛い』が動物がとか、小物がとかと同じだったとしても…
嬉しいことに変わりはないんだよ
「あははっ!顔赤ぇー!」
大笑いする秋兄
誰のせいで赤くなっちゃったと思ってんのよー!
「か、可愛くなんかないもん!」
興奮してた私は、右手の近くにあった秋兄のアイスコーヒーに気がつかなかった
「「あっ!」」
勢いあまってグラスに手が当たり、倒してしまった
床に広がるコーヒー…
「あ…ご、ごめんなさい」
しゅんとした私の頭を撫でながら、秋兄は笑ってくれた