‥Love Talk‥


か、か……

可愛いっ!!??


「う、嘘だぁー…!」


思わず真っ赤になる私…

無理もない

好きな人に言われた『可愛い』なんてどれほど特別か…


例えその『可愛い』が動物がとか、小物がとかと同じだったとしても…


嬉しいことに変わりはないんだよ


「あははっ!顔赤ぇー!」


大笑いする秋兄

誰のせいで赤くなっちゃったと思ってんのよー!


「か、可愛くなんかないもん!」


興奮してた私は、右手の近くにあった秋兄のアイスコーヒーに気がつかなかった


「「あっ!」」


勢いあまってグラスに手が当たり、倒してしまった


床に広がるコーヒー…


「あ…ご、ごめんなさい」


しゅんとした私の頭を撫でながら、秋兄は笑ってくれた





< 44 / 94 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop