‥Love Talk‥



「あ、愛梨!電車遅れるよ!あの、失礼します!」



真穂が放心状態の私の腕をとり、走り出した


手からアイスの棒が落ちた



「ばいば~い!」



真優さんがせっかく手を振ってくれたのに、振り向くことさえできなかった



「愛梨っ!気にしちゃダメだよ!愛梨は愛梨らしくしてればいいんだから!」




真穂が必死に励ましてくれたけど…



私の頭の中は、真優さんと秋兄の微笑ましい姿しかなかった







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