‥Love Talk‥



秋兄の携帯からは真優さんのクスリと笑う声が聞こえた


「な?これでわかっただろ?だから今は………」


あれ?

秋兄の顔がどんどん赤く染まっていく


会話も止まったようだ


「な、何言ってんだよ!!俺はそんなガキじゃねーよ!!じゃあな!!」


秋兄は意味深な言葉を残し、電話を切った


「秋兄…?」


私は秋兄の顔をもっと見たくて、うつむく秋兄の顔に近づいた


「ちょ!!まぢ今はダメ!!」


え?


「な、なんで?」


「ま、まぢ勘弁して!!今は近寄んなよ!!」


えーー?!

せっかく両想いになれたのに?!





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