理想と現実の間に



「じゃあ、また今度ね〜!!なんか進展あったら教えなよ〜!」

大袈裟に手をブンブン振りながら里沙に向かって叫んだ。



「あんたこそ!!またね〜」

里沙もまた同じような動作で手を振り返してくる



吐く息が白く広がり、寒さが体にまとわりつく




もうすぐ雪が降りそうだ







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