理想と現実の間に




「剛、お酒飲んでない?」


なんか少しだけアルコールの臭いが鼻をつく



「よく分かったな…1杯だけ飲まされた。だから運転無理」



あ〜なる程…



「それで、どこ行けばいい?」



「とりあえずこっち」



言われるがまま車を走らせる



剛が隣にいて、自分が運転していることが

なんかヤバい…



何話す!?


何話したらいい!?



チラッと隣を見てみる…
寝てんのかよっっ



一気に肩の力が抜けた




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