理想と現実の間に




ベッドの上に座る剛


ソファーに座る私



お互い向かい合う状態



今日の剛は、自分から色々な話をしてくれる。



幼稚園の頃は人見知りが激しく、通う回数が少なかったこと



中学生の頃の悪事の数々と、ゲームにハマって集団でサボっていたこと



高校生の頃も勿論、時々笑える激しい内容で



楽しいと思えることが何もなかったこと‥


何がしたいのか、そんな事分からないし
どうでもよかったこと



ただ、まっつんの話をする時だけは優しい顔をした。






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