理想と現実の間に




そして大きく頷いた

「そうだよ!!いくら剛さんだからって、人の気持ちを弄ぶのはダメだよ!椎野の気持ち、ちゃんと伝えるのも悪くないと思う」



確かに…


もっともだな…



「だね。このままでも何も変わらない。何もしないよりはね。
あーーけど、恐いなぁ〜!恐いよぉ…」



「だ…ね。恐いね…」



それ以上は、里沙も私も何も言葉が出なかった。













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