理想と現実の間に




どのくらい眠ったんだろう…?


うっすら目を開ける


まだ皆、気持ちよさそうに寝息をたてている。


時計を見ると30分くらいしか寝てない事に気付く


実は寒さで目が覚めてしまった。



きっと、あれだけ食べたアイスのせいだ…‥


暖房は充分にきいているハズなのに、寒い。



今更ながら、食べたアイスの量に後悔した‥



寒さを少しでも和らげるため、腕を組み、体を縮めて再び目を閉じる。



剛の足の重さがどんどん増していく感覚になってきたが、起こすまいと、なるべく静かに動いた。





< 60 / 191 >

この作品をシェア

pagetop