理想と現実の間に



「うわっ!!すごっっなにこれ!?めちゃ跳ねてるっすごーーい!!(笑)」



まるで車がトランポリンで遊んでるみたいだった。

あまりにも想像以上に飛び跳ねるもんだから、面白くて大笑いしてしまった



「でも、こんなにガシャガシャ跳ねてたら壊れないの?」


「そりゃあ壊れるよ!機械にこんな事したらダメだろ」



それをやってる本人のくせに、いつもの不敵な笑みを浮かべる剛。


けど、いつもよりなんかすごく楽しそうに笑ってる


こんなにピカピカな車だもん

好きなんだろうな‥



一つ、剛の好きな物が知れた。


仕事以外、何にも興味がなさそうだから

好きな物がすごくすごく貴重に思える。



あなたの好きな物を知れた事にも、嬉しさを感じる





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