蒼徒の月/†岡田以蔵†
「それに、どんな手筈じゃろうと誰が東洋を殺ったか見当がつくじゃろう武市さん、ここまで動いた物を無駄にするな
俺は武市さんが心配なんじゃ」
武市は龍馬の腕をつかむ手を振り払い呆れ顔で
「おんし、俺がそんなに阿呆に見えるゆうがか?
それに容堂とは何事か?容堂公と呼べ
容堂公有っての土佐藩じゃ
もういい、おまんには頼まんでもなんとかなる
じゃが、龍馬俺の頼みを聞かんと言うなら今すぐここから出て行け
このところおまんは俺に反論ばかりじゃななにが気に食わん」
「別に武市さんの考えが気に食わんちゃぁことはないき
国を考えちょるのは俺も一緒じゃがこんなちっぽけな土佐で争っても何にもならんと思うんじゃ」
俺は武市さんが心配なんじゃ」
武市は龍馬の腕をつかむ手を振り払い呆れ顔で
「おんし、俺がそんなに阿呆に見えるゆうがか?
それに容堂とは何事か?容堂公と呼べ
容堂公有っての土佐藩じゃ
もういい、おまんには頼まんでもなんとかなる
じゃが、龍馬俺の頼みを聞かんと言うなら今すぐここから出て行け
このところおまんは俺に反論ばかりじゃななにが気に食わん」
「別に武市さんの考えが気に食わんちゃぁことはないき
国を考えちょるのは俺も一緒じゃがこんなちっぽけな土佐で争っても何にもならんと思うんじゃ」