王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜
「……は……やと?」
「少しだけ、こうさせて?」
未来の体温を感じていたい。
強く抱きしめると、小さくて細い未来の体が壊れてしまいそうだ。
「俺、未来が好きだ」
「隼人……急にどうしたの?」
未来は照れ臭そうに俺の胸に顔を埋めている。
「未来……あのさ……――」
今が美咲とのことを話す絶好のタイミングだと考えた俺は、未来に全てを打ち明けた。
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